ひきこもりの中に社会的ひきこもりと分類されているものがあります。
社会的ひきこもりとは、その症状が20代後半までに現れ、自宅に6ヶ月以上ひきこもり、学校や仕事などの社会参加していない状態で、その原因が精神障害だとは考えにくいものです。
外出もほとんどしないで、生活が昼夜逆転していたり、ひどい場合には家族とも話をせずに自室にずっと閉じこもっていたりする状態です。
また、コンビニへ行く程度の外出はするのですが、他の人とほとんど関わりをもちません。
ひきこもりの状態では、気持ちがいろいろと変化してきます。
そのため、ひきこもりになる前のように、自然な振る舞いができなくなってしまう場合があります。
たとえば、何か行動しなければいけないとは思っても、どうしていいのかわからないので、そのうちやる気にもならない、という状態になっていることが多いです。
そんな状態ならば、毎日同じ時間に起きるようにして、顔を洗ったり、朝食を摂ったりといった、日常の行動を規則正しくするように心がけてみましょう。
自分ができそうなことから少しずつ始めてみることが、続けられるコツです。
社会に出ようとしても、なかなか思うように体が動かないかもしれません。
そして、動けない自分に、腹が立っていらだつことがあると思います。
そのような場合は、その時自分が感じた気持ちをノートなどに書き出してみると、案外気持ちが楽になるものです。
ひきこもりの人は、今の状態が一番落ち着く、と感じているかもしれません。
しかし、それは心の底から思っているのではないはずです。
孤独、不安、焦りなどの思いが募って、追い込められている場合が多いです。
そのために、家族にあたってしまったり、ヒステリックになったりすることがあるのです。
また、同じ行為を何度もしてしまい、おかしいと思っても、止められないことがあります。
その場合は、無理に止めようとしなくても大丈夫です。
何度繰り返すか決めたり、ほかに何かすることを見つけたりすると、楽になって止められることがあります。
勇気があるのなら、病院や相談機関に相談してみましょう。
